キウイフルーツができるまで
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キウイフルーツについて
中国で生まれ、ニュージーランドで作られはじめたくだものです。
日本では愛媛県でもっとも作られていて、県内では、松山市・伊予市・西条市でさかんに作られています。
果肉が緑色や黄色、赤色のものから、小さいものまで、たくさん種類があります。国産キウイは10月~12月に収穫されて、12月~4月にお店に並びます。
主な産地:今治市・西条市・四国中央市
01春
何もない状態の枝に3月末から4月上旬にかけて、小さな芽が出てきます。
5月上旬には、たくさんの蕾(つぼみ)が付くので大きくて甘い実を作るために、形のいい蕾(つぼみ)だけをのこして、つみ取る摘蕾(てきらい)と言う作業をします。
5月中旬には花がさきます。キウイはおばなとめばなが違う木にさくので、花粉が入った液を花の中心にあるめしべに吹きかける人工授粉(じんこうじゅふん)という作業をします。
02夏
夏は、葉がたくさん出てきて、キウイ畑をおおいます。
このころになると、小さなキウイの実がつきます。ついている実のなかで、形が悪かったり病気にかかったりしている実を取り除いておく摘果(てきか)という作業をします。
03秋
秋は収穫(しゅうかく)の季節です。収穫(しゅうかく)したキウイを形や大きさ別に選別して、冷蔵庫に保管します。
キウイは収穫してすぐはすっぱくて食べられないので、リンゴからも発生されるエチレンというホルモンで甘くします。
04冬
収穫がおわったキウイの木は、少しずつ葉が落ちてきて、枝だけになり、寒い冬のあいだは眠りにつきます。そのあいだに、夏にのびた枝を切り取って、木の形を整える剪定(せんてい)という作業をします。