にんじんができるまで
トップ > 学ぼう!東予のおいしい農産物 > にんじんができるまで
にんじんについて
ニンジンには江戸時代に伝わった東洋系と明治以降に入ってきた西洋系があり、現在よく見かけるオレンジ色のニンジンは西洋系です。カロテン、ミネラル、食物繊維などを豊富に含む栄養価の高い野菜で、煮物や炒め物、ジュースとしても活用されています。
01夏
8月に種をまきます。ニンジンが順調に成長するためには、発芽をそろえることが、最も大切です。ニンジンの種子は光を好み、乾燥に弱いため、種まき後は土を軽くかぶせる程度とし、土が乾いているときは水やりをします。芽が出そろったら、余分な芽を摘みます(間引き)。これにより、残った株に栄養がいき、よリ大きなニンジンを育てることができます。
02秋
ニンジンは日光に当たると緑色に変色してしまいます。そこで、大きくなったニンジンが土から出てくることを防ぐために、株元に土をかけます(土寄せ)。また、ニンジンの生育具合を見つつ、追肥や病害虫防除を行います。
03冬
土から出ている根が直径4~5cmになった頃が収穫時期の目安です。収穫が遅れるとニンジンが育ちすぎて割れてしまうため、収穫のタイミングを逃さないように注意します。