こくしょうのつくかた

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材料ざいりょう(3~4人前にんまえ

さといも
300g
にんじん
50g
ごぼう
70g
干ししいたけ(スライス)
5g
切り干しだいこん
10g
油あげ
30g
こんにゃく
30g
もめんとうふ
130g
ゆで大豆
70g
ねぎ
40g
(だし用)だしこんぶ
5g
(だし用)にぼし
15g
(だし用)水
800ml
さとう
小さじ1/4
合わせみそ
大さじ5

つくかた

下準備
・だしをとります
・油あげの油をぬいておきます
・切り干しだいこんと干ししいたけを水でもどしておきます
・ゆで大豆は、ゆで汁でミキサーにかけてペースト状にします

1 材料を切る
さといも:15㎜の角切り(→芯が残る程度に下ゆでします)
にんじん:たんざく切り
ごぼう:ささがき(→切り終わったものは水にさらす)
切り干しだいこん:3cmにざく切り
油あげ:たんざく切り
もめんとうふ:さいの目
ねぎ:こぐち切り(4㎜)

2 にんじんと切干だいこんを煮る
鍋(なべ)に、だし汁・にんじん・ごぼう・切り干しだいこんを入れて煮ます。
※あとで、合わせみそを溶くために、少しだし汁をのこしておくようにします。

3 こんにゃくと干ししいたけを煮る
にんじんに火がとおってきたら、こんにゃくと干ししいたけを入れて煮ます。

4 さといもと油あげを煮る
3にさといもと油あげを入れて煮ます。
さといもに火がとおったら、さとう・とうふ・ミキサーにかけた大豆を入れて煮ます。
この時、アクが出るのでこまめに取るようにします。

5 合わせみそを入れる
火を止めて、のこしておいただし汁で溶いた合わせみそを入れ、弱火でコトコト煮ます。

6 仕上げ
おわんに注いで、ねぎをちらしたら完成です。

ポイント

みそを入れた後は、沸騰させずに、弱火でコトコト煮てください。

こくしょうとは

「こくしょう」は、漢字で「濃醤」と書き、こいめの味付けをしたみそ汁のことを言います。江戸時代は庶民(しょみん)の味として、日本中どこでも作られていたようです。  新居浜市の大島では、12月最初の巳の日には、その年に亡くなった人のお正月(巳正月)や法事(ほうじ)で「こくしょう」をふるまう風習があり、煮るほど、「コク」がでて、おいしくなる料理です。  伝えたい郷土料理(きょうどりょうり)として、新居浜市の栄養教諭が学校給食用に再現(さいげん)しました。