アスパラガスに、「オス」と「メス」があることを知っていますか?

アスパラガスはユリ科の多年草で、若い茎を食べます。三角の「はかま」と呼ばれるひらひらしたものは、葉です。

歴史

アスパラガスは、南ヨーロッパが原産で、日本で食べられ始めたのは大正時代。

産地

日本国内の生産地1位は、北海道です。
ハウス栽培もあり、春先から初冬まで、国産のものが食べられます。
西条市産のアスパラガスは「緑のささやき」とういうブランド名(JA周桑)で販売され、品質が良く大変おいしいです。東予地域では他に、今治市の島しょ部などでも栽培されています。

特においしいのは、旬の5~6月頃です。

栄養

アスパラガスの中に含まれている「アスパラギン酸」というアミノ酸は、疲労回復効果やスタミナを増す働きがあり、身体を元気にする栄養ドリンクも作られています。

特徴

アスパラガスには、「オス」と「メス」があり、穂先がゆるいのが「オス」。穂先がしまっているのが「メス」。
「オス」は、しっかりとした歯ごたえがあります。
「メス」の方が柔らかくて、一般的においしいと言われています。

保存方法

アスパラガスは、鮮度が命の野菜といわれ、穂先から傷みやすいです。
穂先を傷つけないように注意し、ぬらした新聞紙で包んで、ビニール袋に入れて、冷蔵庫に立てて保存しましょう。

調理方法

調理する前に、固い部分はピーラーで皮をむくといいでしょう。
曲げてみて、ポキンと折れるところが良いところです。
調理方法は、ゆでると成分が水に溶けだしてしまうので、電子レンジ加熱、オーブントースターで焼くか、炒めるのも栄養の損失が少なくおすすめです。

アスパラガスのマヨネーズしょうゆ炒め

材料(4人分)

グリーンアスパラガス
6本
ベーコン
50g
マヨネーズ
大さじ1
しょうゆ
小さじ1

つくかた

1.アスパラガスは、根元の固い部分はピーラーでむいて、斜め切りにする。

2.ベーコンは、7㎜くらいに切る。

3.フライパンに、マヨネーズを溶かし、ベーコン、アスパラガスを炒め、火が通ったら、仕上げにしょうゆを入れる。

野菜ソムリエ自己紹介

藤田冨美江

藤田冨美江

私は、野菜ソムリエの藤田冨美江です。
西条市の「食の創造館」で、地域で採れた野菜や果物を使った料理教室をしています。
西条市は一年を通して、おいしい野菜や果物がたくさん収穫されます。
これは、全国的にも珍しい地域です