絹かわなすって?

なすはナス科の野菜で、色や形は様々で多数の品種があります。

歴史

インド原産で、日本には8世紀ごろに中国より伝わり、地域によりいろいろな品種が栽培されています。

おいしい時期

初夏から秋がおいしいです。

栄養

成分の90%以上が水分で、カリウムも豊富です。
カリウムは余分なナトリウムを排出する働きをします。
なすの皮の紫色は、アントシアニンという色素でポリフェノールの一種です。
アントシアニンのない、白や緑色のなすもあります。
どのような調理法でもおいしく食べることができますが、切った後、水にさらしてあくを除きましょう。

絹かわなすとは

絹かわなすは、西条の限られた地域で栽培されている伝統野菜です。
絹のようにやわらかな皮で、あくや種がほとんどなく、果肉はほのかに甘くジューシーです。
果実は丸くて大きく、大きいものは500g以上になるものもあります。

選び方

選ぶときは、皮に傷がなくつやがあるもの、ヘタの所のとげが痛いくらいのものがよいです。

保存

ビニール袋に入れ冷蔵庫に入れましょう。
ただし、長く冷蔵庫に入れると、低温障害を起こして種が黒くなり固くなりやすいので、3日ほどで食べましょう。

絹かわなすの味噌炒め

材料(4人分)

絹かわなす
1個(300g程度)
豚バラ肉
200g
適量
【たれ】
 みそ
大さじ2
 豆板醬
小さじ1
 酒
大さじ1
 水
大さじ1
 砂糖
大さじ1
 しょうゆ
大さじ1

つくかた

1.たれを合わせる。

2.フライパンに油をしき、絹かわなす(一口大)、豚バラ肉(3㎝)を炒める。

3.火が通ったら、たれをからめる。

※絹かわなすは、あくが少ないので切ってそのまま使うといいでしょう。
 豚バラ肉の代わりに、厚揚げを使用してもおいしいですよ。

野菜ソムリエ自己紹介

加藤智子

加藤智子

  • 野菜ソムリエ上級プロ
  • 野菜ソムリエ講座クッカリー講師
  • 主に東予地域の公民館などで料理教室を開催しています。
    簡単レシピでおいしく食べる。知って食べるともっと美味しい。
    楽しいひと時を、一緒に過ごしましょう。