生で良し、炒めて良し、煮物、漬物、毎日おいしい!!

キュウリはウリ科の植物で、大きく完熟すると黄色くなるウリを未熟なうちに収穫したものです。

歴史

ヒマラヤ山脈が原産地で、3千年も前から栽培されていて、日本には中国から江戸時代に伝わりました。

産地

旬は、5月~8月ですが、ハウス栽培されているので一年中出回っています。
生産地は、宮崎県が全国一です。

栄養

95%が水分で、カリウム、プロテイン、ビタミンCも含まれています。
カリウムは利尿作用があり、腎臓の働きを助けるので、血圧を正常に保つ効果も期待できます。

選び方

表面の緑色の鮮やかなもの、固いもの、大きさが均一なものが品質が良く、少々曲がっていても、くびれが無ければ味は良いです。
イボのないものもありますが、イボが立ってトゲがするどいものが新鮮です。

保存方法

乾燥と低温が苦手。ぬらした新聞紙に包み、ポリ袋に入れ冷蔵庫へ。
風味が落ちやすいので、食べ切りが一番いいです。

調理方法

食べ方は、生で良し、炒めて良し、煮込み、漬物等にして、毎日食べたい野菜です。
たくさん手に入ったら、新鮮なうちに漬物に。浅漬けなら、栄養分を損なわずにおいしく食べられるし、ぬかを使えば、カリウムがなんと3倍に!おなかにやさしい乳酸菌もたっぷりとれます。
日本の指定野菜にも選ばれていて、日本人に馴染みの野菜の一つです。

キュウリとひき肉のオイスターソース炒め

材料(4人分)

キュウリ
2本
鶏ミンチ
40g
ごま油
少々
オイスターソース
大さじ1
塩こしょう
少々

つくかた

1.キュウリは、斜め薄切りにする。

2.フライパンでごま油を熱し、ひき肉を炒め、色が変わったらきゅうりを入れ、少々炒めたらオイスターソース、塩こしょうで味付けする。
※キュウリは、炒めすぎないこと

野菜ソムリエ自己紹介

藤田冨美江

藤田冨美江

私は、野菜ソムリエの藤田冨美江です。
西条市の「食の創造館」で、地域で採れた野菜や果物を使った料理教室をしています。
西条市は一年を通して、おいしい野菜や果物がたくさん収穫されます。
これは、全国的にも珍しい地域です